「Flash Player」や「FMS」などの脆弱性を解消 - Adobe
Adobe Systemsは、6件の脆弱性を解消した「Adobe Flash Player 10.1.82.76」「Adobe AIR 2.0.3」の提供を開始した。
同プログラムは、「Adobe Flash Player 10.1.53.64」「Adobe AIR 2.0.2.12610」、および以前のバージョンに含まれる深刻な脆弱性を解消したアップデート。脆弱性はすべてのプラットフォームに影響があり、悪用された場合にはメモリ破壊が発生、アプリケーションがクラッシュしてコードが実行される可能性がある。
また同社は、「Adobe Flash Media Server 3.5.4」「同3.0.6」を「Windows」や「Linux」向けに公開した。同アップデートは、「同3.5.3」や「同3.0.5」、および以前のバージョンに含まれる深刻な脆弱性を解消するプログラム。脆弱性を攻撃された場合、サービス拒否や不正なコードを実行されるおそれがある。さらに「ColdFusion 9.0.1」や以前のバージョンに含まれる脆弱性を解消するプログラムについても提供を開始している。
(Security NEXT - 2010/08/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性