属性や条件満たした場合のみ復号できる新暗号化技術を開発 - NTTと三菱電機
NTTと三菱電機は、暗号や復号のメカニズムにロジックを組み込むことが可能な暗号方式をあらたに開発したと発表した。詳細については、8月に米国で開催される国際暗号学会「CRYPTO 2010」で発表する予定。
両社の説明によれば、あらたに開発した暗号化技術は、従来の共通鍵暗号や公開鍵暗号を発展させた技術で、従来の「双線型写像群」を多重に用いて、より豊かな代数構造をもつ「双線型写像ベクトル空間」を構成し、同空間を活用しており、昨今開発が進められてきたインテリジェント暗号方式の機能をすべて特殊例として包含している。
インテリジェント暗号では、暗号文と復号鍵に属性情報と条件式をパラメータを設定し、暗号化されたデータを条件を満たしたり、許可された属性情報を持つユーザーのみが利用できるよう設定することが可能。「AND」「OR」「NOT」「しきい値」といった関係式なども含まれ、今回「NOT」の実装が実現していることから、属性変更など柔軟な対応が可能になっているという。
(Security NEXT - 2010/07/29 )
ツイート
PR
関連記事
NEC委託先にサイバー攻撃 - 顧客システムで障害、個人情報流出
【特別企画】メッセージングセキュリティの最新動向がテーマ - JPAAWGが年次イベント
GMOアンケートサイトに不正アクセス - 個人情報が流出、ポイント不正交換も
「FortiMail」に深刻なゼロデイ脆弱性 - 悪用が報告、修正版は準備中
「Apache WSS4J」に認証回避など7件の脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「Linuxカーネル」の脆弱性3件を悪用リストに追加
「Cisco Secure Email Gateway」に脆弱性、悪用も - 侵害調査を呼びかけ
ASUSの端末管理ソフトウェアに深刻な脆弱性 - 更新を強く推奨
環境放射線モニタリングシステムの一部がランサム被害 - 鳥取県
休眠中サーバがランサム被害、内部に個人情報 - システム開発会社
