シマンテックのメールセキュリティ製品やDLP製品に脆弱性
「Symantec Data Loss Prevention」 や「Symantec Mail Security」などシマンテック製品に脆弱性が存在するとして、同社はアップデータの提供を開始している。
脆弱性が明らかになったのは、「Symantec Data Loss Prevention」や「Symantec Mail Security」「Symantec IM Manager」の一部バージョン。利用しているAutonomy製の「Verity KeyView Filter」に脆弱性が見つかったもので、脆弱性を発見したSecuniaではリモートでDoS攻撃を受ける可能性があるとして、深刻度を5段階中4番目の「Highly critical」としている。
一方指摘を受けたSymantecが調査を行ったところ、製品によっては影響が異なり、まったく影響を受けないケースからクラッシュするケースまであるため、「Low」から「High」としている。同社ではアップデータの提供を順次開始しているが、現時点で今回の脆弱性が悪用された報告は受けていないという。
(Security NEXT - 2010/07/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「LiquidFiles」に脆弱性 - FTP経由で権限取得のおそれ
PHP向けDBライブラリ「ADOdb」の「SQLite3ドライバ」に深刻な脆弱性
8月の定例パッチ公開は日本時間8月13日 - 「盆休み」直撃
Palo Alto「GlobalProtect App」に無効化できる脆弱性 - Linux版のみ影響
「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
プロキシサーバ「Squid」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を解消
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に