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拡張性も備えたUTMのフラッグシップモデルを発売 - フォーティネット

フォーティネットジャパンは、UTM製品の新シリーズ「FortiGate-3950シリーズ」を7月より出荷開始する。

同製品は、データセンターやゲートウェイなどサービスプロバイダでも活用できる同社UTM製品のフラグシップシリーズ。「ファイアウォール」や「IPS」をはじめ、「VPN」「ウイルス対策」「スパム対策」「フィルタリング」「情報漏洩対策」など複数のセキュリティ対策機能を組み合わせて利用できる。

「FortiASICプロセッサ」を搭載し、OSに「FortiOS 4.0 MR2」を採用。ファイアウォールやVPNの性能を高めるアクセラレーションインターフェースモジュール「FMC-XD2」が用意している。「FortiGate-3950B」では最大5機を搭載することが可能で、ファイアウォールにて最大120Gbpsのスループットを実現する。

一方「FortiGate-3951B」はSSDストレージを内蔵したアプライアンス。モジュールを4機搭載し、最大100Gbpsのトラフィックをファイアウォールで確保できる。

また、IPSの性能を高める「FMC-XG2セキュリティプロセッシングモジュール」を第3四半期に発売する予定で、同モジュールにより10Gbps以上のハードウェアアクセラレーションに対応する。

(Security NEXT - 2010/06/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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