日本オラクル、ファイルの権限管理を実現する「Oracle IRM」をリリース - APIにより連携自在
日本オラクルは、企業内のコンテンツ保護や利用権限の管理を実現するセキュリティソリューション「Oracle Information Rights Management(Oracle IRM)」を発売した。
同製品は、企業内のファイルを暗号化し、ユーザーに応じて権限を付与することで、データの漏洩や不正利用を防止することができるセキュリティ製品。LDAPとの連携や全文検索にも対応している。
クライアントPCに対してエージェントをインストールし、ファイルを開く際にIRMサーバへアクセスして本人認証を行うことで利用制限を実現。ファイルの閲覧、コピー&ペースト、キャプチャ、印刷、利用期限など20種類の権限を付与することが可能で、権限の取り消しにも対応している。
ユーザーのクリック操作だけでなく、特定のフォルダへ保存することで権限を付与させることができる。さらに豊富なAPIが用意されており、ウェブ上でファイルをダウンロードする際、ユーザーに応じて権限を自動的に付与するといった利用が可能となっている。
(Security NEXT - 2010/03/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「LogonTracer」に新版、複数ログの管理に対応 - Sigmaルールも利用可能に
厚労省、医療機関のセキュリティ研修を展開 - ポータルサイトが始動
ビルシステムのセキュリティ対策カタログをリリース - CSSC
トレンド、実務者や経営層向けにセキュ教育サービス
複数テナント管理やSBOM読込に対応した脆弱性管理ツール
パーソナルデータを扱う企業向けにコンサルサービス - NRIセキュア
ウェブアプリやクラウドの診断サービスを開始 - アシュアード
AWS向けFWマネージドサービスの国内展開を開始 - パロアルト
パロアルト、「Prisma Access」の新版を提供開始
顔認証によるショルダーハッキング対策製品、マスク着用に対応