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一部カラー複合機のファックス同報送信で使用法により情報流出の可能性 - 沖データ

沖データは、一部のカラー複合機におけるファックスの同報送信で、使用方法によっては誤って送信先の個人情報などが流出する可能性があるとして、対処法をアナウンスしている。

対象となるのは、同社のカラー複合機「MC860dn/MC860dtn」および「C3530MFP」。ファックスドライバを使用して標準設定のまま複数の宛先に同報送信した場合、すべての送信先名と送信先ファックス番号が記載された送付状を追加し、一緒に送信してしまうという。ただし、本体からファックス送信した場合は、送付状は追加されない。

同社では、個人情報保護への配慮が甘かったとして謝罪し、送付状を付加しない設定を標準としたファックスドライバのダウンロードやCD-ROMを配布している。またドライバの設定状態を確認したり、変更する方法についてもあわせてサイト上で紹介している。

(Security NEXT - 2010/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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