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税金滞納者の個人情報含む書類が所在不明に - 静岡の財務事務所

静岡県の富士財務事務所において、自動車税の滞納整理票が所在不明になっていることがわかった。滞納整理など事務処理に影響はないとしている。

同県の発表によれば、所在が不明となっているのは自動車税の滞納整理票18件で、富士市内の滞納者7人の氏名、住所、滞納状況などが記載されていたという。

1月21日に整理票6件の紛失が判明し、その後28日から実施した電算データとの照合作業により、あらたに11件の紛失が判明した。また、2009年9月に納付確認済みの整理票1件も所在不明となっている。

事務所内での事情聴取を2月10日に実施し、12日に同県への報告した。同事務所では、引き続き整理票を捜索しており、関係者に対し説明と謝罪を行う。また同県では、各財務事務所の責任者を緊急召集し、滞納整理票の適正管理について再度指導する。

(Security NEXT - 2010/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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