Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

奨学金の催告状を別の住所へ送付 - 三重県教育委員会

三重県教育委員会は、奨学金返済の催告状を送付した際、一部について誤った住所へ送付したことを明らかにした。

同県教委によれば、9月25日に奨学金の返済を滞納している卒業生などの債務者、保護者などの法定代理人、連帯保証人あわせて31人へ催告状を郵送した際、連帯保証人宛ての11人分を誤った住所へ送付したという。

10月2日に1通が郵便局から戻されたため、内容を確認したところ、宛名と住所が一致していないことがわかった。同月3日の時点で3通が戻されているが、残りの8通は宛名が誤った状態で配達されている可能性がある。

催告状には、氏名、住所、主債務者名、返還残金、滞納金額が記載されていた。データから催告状の差し込み印刷を行う際、設定を誤り、氏名と住所が一致しない状態で印刷。そのまま誤りに気づかず発送していた。

同県教委では、対象者に謝罪するとともに、誤って配達された催告状を回収するとしている。

(Security NEXT - 2023/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
チラシ案内先からイベント申込者情報が閲覧可能に - 佐賀のDC
不正アクセスでシステム障害、情報流出は調査中 - 三浦工業
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
子育て支援アプリを停止、「セキュリティ上の問題」 - 江崎グリコ