「Gumblar関連ウイルス」が引き続き活発 - トレンド週間ランキング
トレンドマイクロは、2月1日から9日にかけて、国内や海外で感染や発見報告を受けたウイルスの情報について取りまとめた。
前回と変わらず国内外で「POSSIBLE_MLWR-13」がトップだった。また前回6位へ初登場したトロイの木馬も「TROJ_BREDLAB.SMP」は3位へ順位を上げている。
国内で勢いを増しているのが「JS_GUMBLAR.SMT」で前回4位から2位へ上昇。2009年12月に確認された亜種「JS_GUMBLAR.SMOD」が4位に初登場している。
また不正スクリプト「JS_ONLOAD.SMF」は、順位を下げつつも6位と10位圏内をキープしており、不正サイトへスクリプトで誘導する「Gumblar」関連のウイルスが活発だった。
同社が検知したウイルスのランキングは以下のとおり。
国内のウイルス感染および発見報告数(2010年2月1日から2010年2月7日まで)
1位:POSSIBLE_MLWR-13
2位:JS_GUMBLAR.SMT
3位:TROJ_BREDLAB.SMP
4位:JS_GUMBLAR.SMOD
5位:MAL_OTORUN2
6位:JS_ONLOAD.SMF
7位:WORM_AGOBOT.ZX
8位:WORM_DOWNAD.AD
8位:HTML_EXPL.AL
10位:JAVA_BYTEVER.AT
10位:MAL_KRAP
10位:POSSIBLE_SCRDL
10位:TROJ_FAKEAL.SMDP
全世界のウイルス感染および発見報告数(2010年2月3日から2010年2月9日まで)
1位:POSSIBLE_MLWR-13
2位:MAL_OTORUN2
3位:CRYP_MANGLED
4位:MAL_OTORUN1
5位:CRYP_XED-22
6位:MAL_INFOSTL
7位:MAL_NAIX-7
8位:CRYP_KRAP
9位:WORM_DOWNAD.AD
10位:MAL_VUNDO-19
(Security NEXT - 2010/02/12 )
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