Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Windows 7」を含む「Windowsカーネル」に脆弱性 - MSがアドバイザリ

「Windowsカーネル」に関する未修整の脆弱性が見つかったとして、マイクロソフトはアドバイザリを公開した。

「Windows 7」を含む「Windows NT 3.1」以降の「Windowsカーネル」において「特権の昇格」が発生する脆弱性が明らかになったもの。32bit版Windowsにおける16bitアプリケーションの取り扱いに不具合があり、同社ではアドバイザリで回避策を案内している。

同社では脆弱性の詳細を調べており、セキュリティ更新プログラムの提供を含め、対策を検討している。

Windowsカーネルの脆弱性により、特権が昇格される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/979682.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2010/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開