IEにリモートでコードが実行される脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Internet Explorer」に未修整の脆弱性があり、リモートでコードが実行される可能性があることがわかった。悪用コードも確認されており、同社では更新プログラムの提供を検討している。
IEにおいて、無効なポインタを参照する脆弱性が判明したもので、Windows 2000 SP4上の「IE 6 SP1」のほかWindows 7を含むWindows XP以降に搭載されたIE 6以降に影響がある。攻撃を受けた場合、解放されたオブジェクトにアクセスしようとし、コードが実行される可能性がある。
同社では、IE 6に対するゼロデイ攻撃を確認しているものの、IE 7以降を対象とした攻撃は確認していないという。同社では定例外のセキュリティ更新プログラム提供も含め、対応を検討している。
Internet Explorerの脆弱性により、リモートでコードが実行される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/979352.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2010/01/15 )
ツイート
PR
関連記事
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
