Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IPA、セキュリティ設定を確認できる無償ツール - 手始めは「オートラン機能」

情報処理推進機構(IPA)は、Windowsのセキュリティ設定項目を確認できる「MyJVNセキュリティ設定チェッカ」を公開した。

同ソフトは、ウイルスの感染に悪用されることが多い「USBメモリの自動実行機能」など、Windowsのセキュリティ設定を確認できる無償ツール。対応OSは、「Windows XP SP2」「同SP3」および「Vista」。動作には「Internet Explorer 6」「同7」あるいは「Firefox 3」と「JRE」が必要。

今回提供を開始したバージョンにおいてチェックできるのは、「USBメモリ自動実行に関するパッチの適用」と「USBメモリ自動実行機能の無効化設定」の2項目。今後は、パスワードの最低文字数やパスワードの有効期間、スクリーンセーバーの自動実行などのチェック機能を順次追加していく予定。

(Security NEXT - 2009/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

アズジェント、攻撃対象領域の分析サービス - 1回限定で無償提供
APIゲートウェイ向けにOSSのセキュリティプラグインを公開
「EmoCheck v2.4.0」がリリース - 進化した「Emotet」に対応
インフラ事業者対象に脆弱性や情報漏洩のチェックサービス
AWSのセキュリティ設定を網羅的に診断するサービス - NTT-AT
「ドコモメール」が「DMARC」「DKIM」のチェックに対応
ブロックチェーンの脆弱性診断サービスを提供 - ProVision
JPCERT/CC、「EmoCheck v2.3」を公開 - 「Emotet」検出方法を拡充
進化する「Emotet」に対応した感染チェックツール最新版を公開 - JPCERT/CC
バグを修正した「EmoCheck v2.1.1」をリリース - JPCERT/CC