年末年始に注意すべき12のオンライン詐欺を発表、不況下で犯罪の活発化が懸念 - マカフィー
マカフィーは、オンライン詐欺の増える年末年始を迎えるにあたり、注意を要する事例をまとめた「2010年、12のオンライン詐欺」を発表した。
年末年始の休暇中にはオンライン詐欺が活発化する傾向があることから、同社が注意喚起の目的でまとめて公表したもの。
紹介されている事例では、慈善団体を装ったメールや、宅配業者からの偽請求書、金融機関を装ったメール、高給の仕事を紹介すると騙るメール、高級宝飾品を割引価格で提供すると騙ったメールなど手法はさまざま。いずれも対応を誤ると、マルウェアに感染させたり、悪質なウェブサイトに誘導され、金銭や個人情報の詐取といった被害に遭うおそれがある。
オークションサイトやオンラインショッピングを悪用した詐欺行為も休暇中は増加するとおそれがある。取引条件のよすぎるオークションには注意したり、ショッピング中に個人情報が盗み見られることのないよう、セキュリティを考慮したネットワーク環境を利用するよう呼びかけている。
このほか、コンピュータ内のファイルを勝手に暗号化して、元に戻す見返りに金銭を要求する「ランサムウェア詐欺」や、キーロガーを利用した「パスワード盗用詐欺」、出会いの場を提供するソーシャルネットワーキングサイトを装った詐欺、音楽や壁紙、スクリーンセーバーなどフリーソフトを提供すると見せかけてマルウェアをダウンロードさせるサイトなどについても注意を促している。
(Security NEXT - 2009/12/15 )
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