Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

人気Eコマース構築OSS「EC-CUBE」に顧客情報漏洩の脆弱性 - 早急な対策を

ショッピングサイトを構築できるオープンソースソフト「EC-CUBE」に、顧客情報の漏洩が発生する脆弱性が含まれていることがわかった。情報処理推進機構(IPA)では、脆弱性が与える影響が大きいと判断し、広く対策を呼びかけている。

脆弱性の影響を受けるのは、同ソフトVer 2.4.2未満。コミュニティ版の「r18068」から「r18428」についても脆弱性が含まれる。開発元であるロックオンでは、脆弱性の危険度を「高」に設定している。

脆弱性を解消する方法は、対策済みのソフトウェアを導入するほか、同パッケージに含まれる一部ファイルを修正することにより問題を回避することが可能。ロックオンでは、EC-CUBEのウェブサイト上で修正方法を案内している。

EC-CUBE
http://www.ec-cube.net/

ロックオン
http://www.lockon.co.jp/

情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

(Security NEXT - 2009/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正