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仮想化環境への対応を強化した証跡管理ソリューション「ESS REC」最新版

エンカレッジ・テクノロジは、システムの操作内容を記録する証跡管理ソリューションの最新版「ESS REC 4.3」を発売した。

同製品は、WindowsやLinuxにおけるシステムの操作ログを取得し、一元管理できるセキュリティソリューション。ファイルアクセスやプロセス、キーボードによる入力のほか、操作画面を動画として記録できる。

最新版では、記録データを収集する「ESS RECサーバ」のパフォーマンスを向上させており、同社によれば、従来と比較して最大で約5倍の同時接続が可能になったという。

さらに「Hyper-V」や「XenServer」「VMware」など、サーバの仮想化環境や仮想デスクトップ環境への対応を強化。仮想化環境における管理者権限の濫用といった不正行為の監査を行うことが可能。

また仮想化製品ごとにライセンスを提供していたが、今回より仮想デスクトップの実装方式によらないユニバーサル型のライセンスを導入するなど、ライセンス体系も見直しを実施した。

(Security NEXT - 2009/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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