Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

固有IDにより複製情報を含め一元管理する新技術 - 東芝ソリューション

東芝ソリューションは、複製された情報に固有のIDを付与して一元管理する新技術「inforester」を開発した。

同技術は、原本から複製した電子情報や文書、外部記憶メディアなどに固有の管理IDを付与して一元管理し、情報の所在追跡やライフサイクル制御を実現するもの。電子情報には専用の複製データ保護書式の中に管理IDを格納し、紙や外部メディアには二次元コード、RFID、透かし技術によりIDを付与する。

また複製や廃棄、閲覧などの実行権限などセキュリティ規則として設定可能。複製したデータにも原本から自動継承される。規則に違反した行為が実行された場合に取扱者に警告を行うことも可能。電子データについては、暗号化や改ざん検出機能も搭載しており、情報の不正利用を未然に防げる。

(Security NEXT - 2009/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
SaaSの設定不備や不審操作を検出するソリューション - IIJ
特定社会基盤事業者や周辺事業者向けのリスク対策支援サービス
外部から見える脆弱性や闇ウェブ情報など監視するサービス
RSA、国内にデータセンター設置 - ID関連サービスの市場展開を強化
PFU、不正接続防止ツールを機能強化 - 「有線LANアダプタ」の使い回しにも対応
自社開発エンジンによる「ASMツール」を提供 - GMOサイバーセキュリティ
「WordPress」のセキュリティ対策プラグインを公開 - クラウドセキュア
迷惑電話対策サービスに国番号での一括ブロック機能
IoT製品の脆弱性監視分析サービス - NRIセキュア