Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

正規サイトの改ざん、半数弱は対応に1週間以上

ウイルスなどが感染するよう改ざんされた正規サイトの半数弱が、修正に1週間以上要していたことがG Data Softwareの調査でわかった。

マルウェアが発見された100サイトの管理者を対象に同社が調査を実施したもの。55%のサイトでは1週間以内に対応が行われたが、20%は1週間から2週間、さらに20%が3週から4週間を要しており、5%については未対応だったという。

091015gd.jpg

同社ではこうした被害を招く原因として、脆弱なパスワードや入力フォームの利用、セキュリティホールの放置をなど指摘。アップデートの適用やウイルス対策ソフトの活用、被害に遭った際の迅速なパスワード変更、利用していない古いバージョンのソフトウェアを削除することなど、サイト管理者へ対策を呼びかけている。

G DATA Software
http://www.gdata.co.jp/

(Security NEXT - 2009/10/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome 139」が公開、12件のセキュリティ修正 - 重要度「中低」のみ
Adobeのフォーム管理製品に脆弱性、実証コードも - 緊急パッチ公開
オープンソースソフト開発者に診断サービスを無償提供 - GMO
誤送信で肝炎医療コーディネーターのメアドが流出 - 静岡県
個人情報が閲覧可能に、システムメンテ時の不備で - メルセデス・ベンツ日本
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
ランサム被害で情報流出、調査や復旧作業を継続 - 丸菱HD
「LiquidFiles」に脆弱性 - FTP経由で権限取得のおそれ
PHP向けDBライブラリ「ADOdb」の「SQLite3ドライバ」に深刻な脆弱性
8月の定例パッチ公開は日本時間8月13日 - 「盆休み」直撃