Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メール誤送信や交付ミスなど複数の個人情報関連事故を公表 - 横浜市

横浜市は、8月8日から8月14日までに発生した誤送付をはじめとする個人情報に関連した複数の事故を公表した。

戸塚区では、こども家庭支援課が8月7日に児童手当消滅通知書50通を発送したが、一部が封が行われず発送された。氏名や住所、所得額、不要人数など含まれており、住民から指摘を受けた同市では、訪問して郵便物の紛失がないことなどにより確認、文書で謝罪した。

一方安全管理局では、8月4日に記者発表した新型インフルエンザの集団発生に関するメールを送信した際にミスが発生。職員に送信するところアドレス帳の内容が古いままでさらにCCを利用して送信したことから、関係ない送信先へメールアドレス5件が流出したもの。外部から指摘を受け判明したという。

また保険年金課において8月10日に別人の国民健康保険高額療養費支給申請書を誤交付した事故をはじめ、行政運営調整局では特別徴収税額通知書を入力ミスにより別の事業者へ誤送付した問題が同日に判明。長津田地域ケアプラザでは、12日に通所介護サービス記録書を誤って返却する事故が発生した。

(Security NEXT - 2009/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

災害時言語ボランティア向けのメールで誤送信 - 太田市
高校内関係者向けクラウドに進路希望情報を誤保存 - 新潟県
スポーツ大会の市民招待でメール誤送信が発生 - 北九州市
顧客情報を含む社内メール、委託先にも誤送信 - みずほ信託銀
県立校でメール誤送信、メアド入力やPW設定でミス重なる - 新潟県
ボランティアの個人情報をメールに誤添付 - 神奈川県
無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
乗換案内サイトで別の顧客情報を表示 - キャッシュ不備で
農政情報の案内メールで誤送信、個人情報が流出 - 燕市