「BIND 9」に不正パケットでサービス停止のおそれ - 早急にアップデートを
ISCが提供するDNSサーバ「BIND 9」に、サービス停止の脆弱性が見つかった。セキュリティ専門家などがアップデートを呼びかけている。
サーバに対して不正な「Dynamic Updateパケット」を送信された場合にDNSサーバがサービス停止となる脆弱性が明らかになったもの。「BIND 9」すべてのバージョンに影響があり、サービス停止後はドメインネームの解決ができなくなる。
すでに攻撃コードも公開されており、NTTデータ・セキュリティが脆弱性の実証実験を実施、プロセスが停止することを確認している。すでに開発者や関連ベンダーより修正プログラムの提供も開始されており、適用を呼びかけている。
BIND
https://www.isc.org/software/bind/
Internet Systems Consortium
https://www.isc.org/
NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/
(Security NEXT - 2009/08/03 )
ツイート
PR
関連記事
I-O DATAのNAS製品「HDL-T」シリーズに深刻な脆弱性
SAMLライブラリ「samlify」に「クリティカル」脆弱性
米政府、脆弱性6件の悪用に注意喚起 - メールや社内チャットなども標的に
トルコ関与疑われる攻撃グループ、チャット製品にゼロデイ攻撃
「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート
「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み
多要素認証製品「Advanced Authentication」に脆弱性 - 4月更新で修正済み
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消