監視ソフトウェア「Nagios」に脆弱性 - NTTデータ・セキュリティが検証レポート
NTTデータ・セキュリティは、監視ソフトウェア「Nagios」の脆弱性について注意を呼びかけている。
同ソフトウェアに含まれるCGIファイルにコマンドインジェクションの脆弱性が見つかったもの。HTTPリクエストへOSに対する不正なコマンドが埋め込まれた場合、ウェブサービスの実行権限においてコードが実行されるおそれがある。
NTTデータ・セキュリティでは、「同3.0.6」を用意して検証を実施。ユーザー情報が保存されているファイル「/etc/passwd」をウェブブラウザから閲覧できることを確認した。影響を受けるのは、同3.1.1以前のバージョンで、脆弱性が解消されている最新版3.1.2へのアップデートを呼びかけている。
NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/
(Security NEXT - 2009/07/08 )
ツイート
PR
関連記事
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供