国立成育医療センターで個人情報含むUSBメモリを紛失 - 匿名化せず持ち出し
国立成育医療センターの職員が、患者349人分の氏名や妊娠経過などの情報が保存されたUSBメモリを紛失していたことがわかった。
所在が不明になっているUSBメモリには、2006年1月から2008年12月の間に同センターの周産期診療部に入院した患者のうち、349人分の氏名、ID、年齢、妊娠や分娩の経過などが記録されており、5月31日に紛失が判明した。
同センターでは、匿名化されていない個人情報の持ち出しを禁止するなどルールを定めていたが、同職員は自宅で学会準備などの作業を行うため、同センターの許可を得ず持ち出していた。同センターでは、USBメモリには7桁の暗証番号が設定されており、第三者が読みとることはできないと説明している。
同センターでは、関連する患者に対し経緯説明および謝罪を進めているが、個人情報の流出や悪用は確認されていないという。
(Security NEXT - 2009/06/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
患者の個人情報含むUSBメモリが所在不明 - 大阪医薬大病院
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを商業施設で紛失 - 刈谷市
教員が個人情報を持出、学生との共有サーバに誤保存 - 法政大
患者情報含むUSBメモリ、ポケットに入ったままクリーニングに出して紛失か
県立高校の生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 埼玉県
従業員の個人情報含む私的USBメモリを紛失 - トヨタモビリティ東京
特別支援学校の児童情報含む私物USBメモリが所在不明に - 北九州市
顧客情報含むUSBメモリが電車内で盗難 - トヨタホーム東京
デイサービス利用者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 練馬区
患者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 公立富岡総合病院