Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

群馬県、職員の住民税データ含むMOを紛失 - 緩衝剤と誤って廃棄か

群馬県は、桐生市在住の県職員に関する住民税のデータを記録したMOが、庁舎内で所在不明になったと発表した。誤って廃棄した可能性が高いとしている。

所在が不明になっているMOには、桐生市に在住する県職員974人の氏名、住所、住民税データが記録されていた。

5月13日、同市から県の給与担当者に書類とともに箱詰めして送付されたが、20日に紛失が判明。その後の調査によって、14日に県の文書センター職員が箱を受領したものの書類のみ保管しただけで、MOの所在は確認していないことがわかった。

MOは新聞紙に包まれた状態で箱の隙間に入れてあり、また送付状などでMOが含まれていることを記載していなかったことから、職員が緩衝材の一部と誤り、廃棄した可能性が高いと同県では説明している。今後は再発防止のため、住民税データを記録したMOは直接持参か簡易書留で送付するよう各市町村に通知する。

(Security NEXT - 2009/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

医師や患者の個人情報など含む書類を紛失 - 関東信越厚生局
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
参議院選の選挙人名簿が記録された記憶装置を紛失 - 仙台市
財務事務所で個人情報含む書類紛失と誤送付が判明 - 静岡県
県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県
高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
中学校で答案データが保存されたメディアを紛失 - 東久留米市
高齢者見守り活動用の名簿紛失、パトロールを強化 - 荒川区
患者情報の統計含む資料が所在不明 - 長崎みなとメディカルセンター