引き続き国内ではオートラン機能悪用の「MAL_OTORUN2」がトップ - トレンド週間ランキング
トレンドマイクロは、国内のウイルス感染報告や同社のウイルストラッキングセンターにて検知した1週間のウイルスに関する状況についてランキングに取りまとめた。
今回のランキングでは、引き続き「MAL_OTORUN2」がトップ。2位には「POSSIBLE_DOWNADJ」が入り、前回2位の「WORM_DOWNAD.AD」が3位と続いた。
さらに4位には、「TROJ_AGENT」や「WORM_RBOT」「TROJ_MANCSYN」の亜種を総称した「POSSIBLE_MLWR-13」が入っている。同社がまとめた国内外のトップ10は以下のとおり。
国内のウイルス感染および発見報告数(5月11日から5月17日まで)
1位:MAL_OTORUN2
2位:POSSIBLE_DOWNADJ
3位:WORM_DOWNAD.AD
4位:MAL_OTORUN1
4位:POSSIBLE_MLWR-13
6位:HTML_IFRAME.AJW
6位:TROJ_VUNDO.ANL
8位:CRYP_FRDLOAD
8位:TROJ_AGENT.AEMH
10位:SPYWARE_TRAK_QUICK
10位:MAL_OTORUN
10位:TSPY_ONLINEG.KPZ
10位:WORM_DOWNAD
10位:WORM_ONLINEG.KDJ
全世界のウイルス感染および発見報告数(5月13日から5月19日まで)
1位:MAL_OTORUN2
2位:MAL_VUNDO-9
3位:MAL_OTORUN1
4位:CRYP_MANGLED
5位:CRYP_TAP-6
6位:POSSIBLE_HIFRM-5
7位:TROJ_VB.CEO
8位:POSSIBLE_VUNDO-9
9位:MAL_HIFRM
10位:CRYP_OPET-3
(Security NEXT - 2009/05/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
約3割が過去3年間にサイバー攻撃の被害経験 - ランサムは3.8%
先週注目された記事(2024年5月5日〜2024年5月11日)
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」