Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

都立高校の生徒指導要録紛失問題であらたな調査結果を公表 - 131人分の紛失が判明

複数の都立高校で生徒指導要録の紛失が判明した問題で、調査中だった3校の紛失状況が明らかになった。

都立高校9校において、生徒の指導要録が紛失および誤廃棄された問題で、都が4月30日に発表した時点では、そのうち3校については詳細な件数や紛失状況について調査中となっていた。その後、都では5月11日および12日に3校に対し事情聴取を実施。状況の調査を行った。

その結果、小岩高校41人分、駒場高校82人分、新宿山吹高校8人分が所在不明になっていることがわかった。3校では捜索を続けていたが、発見には至らなかったという。また、いずれも誤廃棄した痕跡は確認されず、校内で紛失した可能性が高いという。

都では、3校とも指導要録について定期的な点検を行わないなど管理が不十分だったとして、管理体制の強化を早急に実施するよう指導したとしている。

(Security NEXT - 2009/05/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

医師や患者の個人情報など含む書類を紛失 - 関東信越厚生局
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
参議院選の選挙人名簿が記録された記憶装置を紛失 - 仙台市
財務事務所で個人情報含む書類紛失と誤送付が判明 - 静岡県
県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県
高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
中学校で答案データが保存されたメディアを紛失 - 東久留米市
高齢者見守り活動用の名簿紛失、パトロールを強化 - 荒川区
患者情報の統計含む資料が所在不明 - 長崎みなとメディカルセンター