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誤記載や入力ミスなどにより発生した個人情報関連事故4件を公表 - 横浜市

横浜市は、3月14日から20日の間に判明した個人情報関連の事故4件について公表した。同市では、関係者への説明と謝罪を行っている。

同市によれば、金沢区サービス課では、3月10日に身体障害者手帳交付の案内文書1通をファックス送信する際、誤って第三者宅へ送信した。区役所の台帳に記載されていた電話番号の誤りが原因で、氏名や住所、電話番号などが流出した。

資源循環局においても、ファックスの誤送信が発生している。3月11日に自動車修理見積依頼のため、自動車販売店へ車両の整備記録簿を送信したが、番号リストの記載ミスにより関係ない第三者へ送信した。自動車販売店とメーカーの担当者の情報など含まれる。

一方、水道局緑・青葉地域サービスセンターでは、「水道料金・下水道使用料納入通知書」1通の誤送付が発生。原因は送付先の入力ミスで、氏名、住所、水道料金などが含まれる。さらに鶴見区税務課では、税の申告書1通を別人の申告書に同封して送付していた。

(Security NEXT - 2009/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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