「Adobe Reader」の旧バージョン向けにも修正パッチ - Adobe
米Adobe Systemsは、2月に「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」に脆弱性が見つかった問題で、旧バージョン向けの修正プログラムについても提供を開始した。
同社では、すでに3月10日より脆弱性を解消した「Adobe Reader 9.1」「Adobe Acrobat 9.1」の提供を開始しているが、バージョン8やバージョン7向けの修正プログラムについても配布を開始した。UNIX向けの修正プログラムは週明け24日に公開を予定している。
問題の脆弱性が攻撃を受けた場合、バッファオーバーフローによりアプリケーションがクラッシュし、システムが乗っ取られる可能性がある。すでに脆弱性を悪用するマルウェアも確認されている。
Security Updates available for Adobe Reader and Acrobat
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-03.html
Adobe Systems
http://www.adobe.com/
(Security NEXT - 2009/03/19 )
ツイート
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み