Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ユニコーンシークレットライブの申込フォームで個人情報流出の可能性

チケット販売サイト「イープラス」において、一部申込フォームに別人の個人情報が表示される不具合が発生した。原因は調査中だという。

今回不具合が発生したのは、27日に開催が予定されているロックバンド「ユニコーン」のシークレットプレミアムライブの一部申し込みフォーム。同イベントでは約2000人を無料で招待する予定で、同サイトにおいて申し込みを受け付けていた。

同サイトを運営しているエンタテインメントプラスによれば、2月18日13時から22時30分まで、申込フォームにおいて不具合が生じたもので、フォーム利用者とは別人の個人情報が表示されたとの指摘が、利用者から11件寄せられた。

申込者および同行者の氏名と顧客番号などが誤って表示されたと見られており、同社では詳細について調査を行っているが、不具合は再現できておらず、原因もわかっていないという。

同社では当面の対策として同フォーム上で氏名と顧客番号を表示しないようシステムを改修。原因については引き続き調査を行っており、調査結果について判明次第報告する予定。

また不具合が発生したシステムとチケット販売システムとはそれぞれ独立しており、問題が発生しているサイト上で入力した内容以外の情報が漏洩するおそれはないと説明している。

(Security NEXT - 2009/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社にサイバー攻撃、詳細を調査 - FCLコンポーネント
市内4校で端末紛失、一部で保存データが不明 - 葛飾区
入学手続き案内メールを誤送信、合格者のメアド流出 - 山口大
研究者向けサイトに不正アクセス、非公開ページに書込 - 日本リウマチ学会
JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
アスクル、ウェブ経由の注文を再開
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「セキュキャンコネクト」開催 - 分野を超えた専門性を備えた人材を育成