Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

11月のフィッシングサイトやブランド悪用は減少 - フィッシング対策協議会

フィッシング対策協議会は、2008年11月のフィッシング情報の届け出状況について取りまとめ公表した。

11月のフィッシングメールの届け出件数は15件で前月より2件増加し、1年間の平均を上回る水準だった。一方でフィッシングメールやフィッシングサイトについては減少し、いずれも6件。ブランドが悪用された企業も前月の10件から半減し、5件だった。

英文のフィッシング攻撃としては、従来より発生している「Google AdWords」をはじめ、ドメイン登録事業者「Enom.com」や「PayPal」を偽装した攻撃が発生した。

また日本語による攻撃としては、「Yahoo! オークション」のほか、ジャックスやオリコなどクレジットカード会社を名乗り、キャッシング詐欺サイトへ誘導する手口が確認されている。

フィッシング対策協議会
http://www.antiphishing.jp/

(Security NEXT - 2009/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市