Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

仮想化環境をサポートしたメール暗号化製品の最新版 - キヤノンITソリューションズ

キヤノンITソリューションズは、ゲートウェイ型メール暗号化製品の最新版「Voltage SecureMail Gateway V3.5」を発売した。

同製品は、米Voltage Securityが開発したメールを暗号化するセキュリティソリューション。メールアドレスを公開鍵として使用する暗号方式「IBE」を採用しており、既存のメールシステムにサーバを追加するだけで利用することが可能。ゲートウェイ型のため、サーバを通過したメールはポリシーに従って自動的に暗号化できる。

今回リリースされた最新版では、VMware ESX環境での動作をサポート。ウィザード形式で必要なパラメーターを入力できるセットアップ・アシスタンス機能が追加された。またオプション機能として、大容量の添付ファイルをHTTPSで送信できる機能を用意した。

価格は100ユーザー94万5000円から。メールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL」のユーザーに対しては、同製品の価格が半額になるキャンペーンを2009年3月31日まで実施している。

(Security NEXT - 2008/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
ランサムウェア「Conti」亜種に対応した復号ツールを公開 - カスペ
米政府、ランサムウェア「ESXiArgs」の復旧ツール - 十分理解して使用を
企業向けに「セキュアID SIM」を提供 - 日本通信
セキュア開発が学べる無料オンラインコンテンツ - Linux Foundation
パスロジ、ファイル送受信用の暗号化サービス - 個人は無料
「MIRACLE ZBX」に新版、セキュリティ面を強化
ランサムウェア「Yanluowang」の復号ツールを提供 - カスペルスキー
NICT、プライバシー保護連合学習技術をイエラエに技術移転
復号化せずに「SSL/TLS」を用いたDDoS攻撃を防御 - Radware