Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性対策の意志決定をサポートする「VRDAフィード」を提供 - JPCERT/CC

JPCERTコーディネーションセンターは、脆弱性対応における意思決定を支援する情報提供サービス「VRDA(Vulnerability Response Decision Assistance)フィード」の試行配信を開始した。

同サービスは、脆弱性に関連した情報を分析基準項目に応じて分析し、定型データフォーマットにより配信することで脆弱性対応への支援を行うもの。CERT/CCの協力を受けて試行サービスを公開した。XML版に加えてHTML版も用意しており、ブラウザやフィードリーダーから利用できる。

脆弱性対応のための意志決定支援を行うシステム「KENGINE」のデータ配信システムとして準備していたが、より幅広く活用できる情報であるとして一般向けに公開した。脆弱性の概要や影響を受けるシステムや分析内容、関連情報など提供され、利用者は、脆弱性関連情報の収集や分析などのコストを低減できる。

(Security NEXT - 2008/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
先週注目された記事(2024年4月7日〜2024年4月13日)
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超