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TCP445番ポートに対するスキャンが増加 - 脆弱性狙うワームの可能性も

JPCERTコーディネーションセンターは、 2008年10月30日深夜からTCP445番ポートに対するスキャンが増加しているとして注意を呼びかけた。

同センターが運営するインターネット定点観測システムで確認したもの。原因は不明だが、日本国内や中国からスキャンが増加しているという。

同センターでは、マイクロソフトが定例外で更新プログラムの提供を開始した「Serverサービス」の脆弱性を攻撃するワームの可能性があると指摘。Windowsに対するセキュリティ更新プログラムの適用や445番ポートに対する接続の制限など対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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