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ログイン後も不審行動で追加認証求める「RSA Adaptive Authentication」最新版

RSAセキュリティは、本人確認の認証機能を強化する「RSA Adaptive Authentication 6.0」を、10月31日より発売する。

同ソリューションは、ネットバンキングなどオンラインサービスへのログイン時における、本人認証のセキュリティを強化するもの。ログイン時のユーザーの行動に対してリスク分析を行い、なりすましや不正アクセスの可能性がある場合、通常のIDとパスワード以外の認証を追加して本人確認の精度を高める。

最新版では「トランザクションの監視強化」機能が追加。ログイン後の操作に対してもリスク分析を行い必要に応じて追加認証を求めるなど不正利用を防止する。

また、リスクが高いと判定された場合の追加認証として、「電話と電子メールを利用した認証」が可能になったほか、高リスクと判定された利用者をリストアップする管理ツール「Case Managementツール」が搭載された。

価格は、利用者が10万人規模のサイトで利用者1人あたり262円から。年間保守費用および年間データ更新費用が別途必要。

(Security NEXT - 2008/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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