流出問題で顧客の問い合わせに回答 - ミネルヴァHD
ミネルヴァ・ホールディングスは、同社子会社のナチュラム・イーコマースが運営するショッピングサイト「アウトドア&フィッシング ナチュラム」が不正アクセスを受け、個人情報約65万件が流出した問題で、事故公表後に問い合わせが多い内容について詳細を明らかにした。
クレジットカード会社より調査依頼を受けた7月9日から、最終的な公表まで1カ月弱かかったことについては、単なる公開だけでは混乱を与え、説明責任が果たせないとの考えがあったと釈明。被害拡大を防ぐために、データの削除や決済の一時停止、不正アクセス対策を先に実施したという。
また7月18日に不正アクセスが発覚し、閲覧された痕跡が確認されているが、顧客へ連絡を取るために被害範囲の特定作業が必要だったことや、規模の大きさから窓口の準備期間を要したとして理解を求めた。
一方カード会社が調査依頼を行った理由については、カード会社が独自システムで流出の可能性を検知したものであり、不正利用は確認されていないと被害について否定している。
さらに同社では謝罪として期間限定で割引を行っているが、商品券やポイント還元といった方法を採用しなかった理由に関して、住所が不明であったり会員登録していない一部顧客へ対応できないためと説明。また今後スパムメールの増加を懸念する顧客に対し、対処方法を案内している。
(Security NEXT - 2008/08/08 )
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