Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性対策情報の公表マニュアルに英語版 - IPAら

情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは、「ソフトウェア製品開発者による脆弱性対策情報の公表マニュアル」の英語版を公開した。

今回提供が開始された「Vulnerability Disclosure Guideline for Software Developers」は、「ソフトウェア製品開発者による脆弱性対策情報の公表マニュアル」の第3版を英語へ翻訳した資料。

日本語版マニュアルは、2007年5月より初版が公開されており、製品開発者が脆弱性対策情報を公表する際の公表手順や公表すべき項目などを紹介している。今回、英語版が登場したことにより、英語圏の製品開発者や国内の開発者が英語で対策情報を公表する際など、活用の幅が広がることになる。

IPAは、製品の脆弱性対策情報を公表しなかったり、対応に不備があれば利用者を危険にさらすことになると指摘。警鐘を鳴らしている。

(Security NEXT - 2008/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
8月の定例パッチ公開は日本時間8月13日 - 「盆休み」直撃
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
先週注目された記事(2025年7月27日〜2025年8月2日)
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
総務省、ゼロデイ攻撃被害のIIJに行政指導 - 業界水準向上も求める
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍