Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシング対策サービス「RSA FraudAction」に効果を高める検知サービスを追加

RSAセキュリティは、スパムやアクセスログを分析してフィッシングサイトを検出する「検知サービス」を8月1日より提供する。

同サービスは、ISPと協力してフィッシングサイトを短時間で閉鎖させ、詐欺被害の拡大を防止するオンラインサービス事業者向けのサービス「RSA FraudAction」のオプションサービスとして提供するもの。

今回追加された検知サービスは、フィッシングメールやアクセスログを分析してフィッシングサイトを探し出すことで、被害の拡大を抑えるもの。

「スパムメール解析」「Web Log解析」「Abuse Mailbox解析」の3種のモジュールで構成されており、オンライン不正対策指令センターに集められた情報を分析してフィッシングサイトを検出。企業に通知するとともに、閉鎖措置を行う。

同社によれば、従来は顧客からの通報によりフィッシングサイトが発見されるケースがほとんどだったが、同サービスにより閉鎖までの時間短縮を実現するという。

また同社では、8月1日から12月30日までに申し込むと、検知サービスを最大8カ月間、無償で利用できる期間限定のトライアルプログラムを用意している。

(Security NEXT - 2008/07/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
外部から見える脆弱性や闇ウェブ情報など監視するサービス
脆弱性レポート機能の正式提供を開始 - GitHub
SB、スミッシング対策を無償提供 - アルファベット発信元の拒否にも対応
20以上の言語に対応、脅威情報の調査報告サービス
法人向けにオンラインのセキュリティ教育サービス - カスペ
「金融犯罪対策コンサルティングサービス」を提供 - ラック
ドコモ、スミッシングを拒否設定 - 申込不要で自動設定
脅威情報を活用してC&C通信を検知するSaaS型サービス
ユービーセキュア、攻撃対象領域の調査サービスを開始 - 設定不備や機微誤公開も