Mac OS Xにroot権限取得されるおそれ - Integoが注意喚起
Integoは、Mac OS Xに外部からコードが実行される脆弱性が見つかったとして注意を呼びかけている。同社では、今回見つかった脆弱性について危険度を「非常に危険」と設定している。
影響を受けるのは、Mac OS X 10.4および同10.5に含まれるRemote Managementコンポーネントの一部である「ARDAgent」。同コンポーネントにおいてAppleScriptの実行機能が悪用された場合、「ARDAgent」のオーナーであるrootのアクセス権が取得されるおそれがある。
Mac OS X 10.5でユーザーがシステム環境設定の共有画面でリモートマネージメントをオンにするか、Mac OS X 10.4以前でApple Remote Desktopクライアントの共有設定を有効にしている場合は影響を受けないなど一部例外もあるものの、多くのユーザーはこうしたサービスを利用していないとして、同社では警告を発している。
Intego
http://www.intego.com/jp/
(Security NEXT - 2008/06/25 )
ツイート
PR
関連記事
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ