Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大阪市水道局、個人情報が作業車ごと一時盗難 - キーをつけたまま作業で

大阪市水道局の作業用車両が5月23日に盗難に遭い、住民の個人情報約500件が含まれる図面が一時持ち去られた。26日に盗難当時の状態で回収されている。

作業現場と駐車場所が近かったことから、東部水道工事センターの職員が車にキーをつけたまま調査作業を行っていたところ被害に遭ったもの。姓や給水管の引き込み状況など、浪速区や天王寺区住民の個人情報約500件が含まれる水道管路の図面21枚についても車内に置いてあり一緒に盗まれた。

同市では被害発生を受け、関係者に対して事情説明や謝罪など事故対応を進めていたが、5月26日13時過ぎに同市内住民から車両が放置されているとの連絡があり、作業車両を発見。図面についても盗難当時の状態で回収したという。

同市では、個人情報を扱う業務であることから、職員に対して作業手順の徹底など、十分注意して作業を行うよう再度指導を行い、再発防止に努めたいとしている。

(Security NEXT - 2008/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

トヨタの社用車管理サービスに不正アクセス - 原因は古いアクセスキー
入居申込者情報を撮影したカメラを紛失 - 鳥取県住宅供給公社
顧客情報記載の一部帳票が所在不明に - 都内トヨタディーラー
都内郵便局で車両火災 - ゆうパック約1000件が被害
救急車出動先を知人にLINE送信、職員を懲戒処分 - 明石市
トヨタに行政指導、委託先子会社が個人データ管理のクラウドを誤設定
委託事業者が粗大ごみ収集伝票を紛失 - 渋谷区
顧客情報の誤公開、あらたに約26万件が判明 - トヨタ
クラウド設定ミスで車両情報が公開状態に、位置情報も - トヨタ
業務車両が車上荒らし被害、PC盗難 - 車椅子レンタル会社