児童相談所職員が個人情報を紛失 - 電車内での鞄整理が原因か
埼玉県は、川越児童相談所の課長級職員が、児童の個人情報71人分を紛失したと発表した。
紛失が判明したのは、坂戸市教育委員会が3月5日に開催した就学支援委員会の配布資料。同職員は委員会終了後、事務所へ戻らず自宅へ帰宅しており、翌日出勤した際に紛失に気が付いたという。帰宅途中の電車内で鞄の中を整理するため、書類の出し入れを行っており、その際に紛失したと見られている。
紛失した資料には、児童の名簿や精密検査の結果など、個人情報71人分が含まれる。原則返却扱いの資料だったが、業務のため取り扱い注意を条件に持ち帰っていた。
同県では今回の事故を受け、10日に関係する児童の保護者を訪問し、事情を説明した上で謝罪した。不正利用されたといった報告は受けていないという。
(Security NEXT - 2008/03/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市