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e-とぴあ・かがわ、館内のPCが約2カ月間ウイルスに感染 - 個人情報流出の可能性も

香川県のPFI事業としてかがわ県民情報サービスが運営している情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」において、館内のパソコン1台が約2カ月間にわたり、ウイルスに感染していたことがわかった。IDやパスワードなど個人情報が流出した可能性もあるという。

ウイルスに感染していたのは、同施設の談話室に設置されていたパソコン1台で、来館者が自由に利用できるもの。2007年12月12日から2008年2月13日の約2カ月間、トロイの木馬に感染していた。

同社によれば、2月15日時点で被害報告はないが、同ウイルスは、オンラインゲームやオンラインショップのユーザーID、パスワード、キー入力情報、スクリーンショットなどを盗むことから、利用者の情報が流出した可能性があるという。

感染していた期間中に問題のパソコンでオンラインゲームやオンラインショッピングを利用したり、外部記憶媒体などを接続した場合、被害に遭う可能性もあるため、心当たりのある利用者に対して注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/02/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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