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日本HPとRSAセキュリティ、認証ソリューションの提供で協業

日本ヒューレット・パッカードとRSAセキュリティは、認証ソリューションの分野で協業し、両社の製品を組み合わせた認証基盤を提供すると発表した。

今回、両者が協業したことにより、日本HPのシングルサインオンソリューション「HP IceWall SSO」と、RSAセキュリティの認証強化ソリューション「RSA Adaptive Authentication for Web」の連携を実現した。

従来、「RSA Adaptive Authentication for Web」のリスクベース認証システムを導入するためには、個別のプログラム開発が必要だったが、今回の協業で「HP IceWall SSO」との連携モジュールが開発されたことで、短期間低コストでの導入が可能となった。

リスクベース認証では、通常のIDとパスワードによる認証にくわえて、端末の情報やIPアドレス、アクセス元の地域、行動パターン、作業内容などの情報をリアルタイムで分析する。そして通常と異なる要素が検出されるなどリスクが高いと判断された場合のみ追加認証を行うことで、なりすましなどの不正を防ぐ。

「HP IceWall SSO」はこれまで指静脈認証、ICカード認証、携帯電話による認証など、多様な認証方式に対応してきたが、今回リスクベース認証への対応が実現したことで、より強固な認証基盤の提供が可能になったとしている。

(Security NEXT - 2007/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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