Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

医師が休暇中に患者情報保存したノートPCをJR車内に置き忘れ - 国立精神・神経センター

国立精神・神経センターの医師が、個人情報を保存したノートパソコンを休暇中に紛失したことがわかった。

同センター武蔵病院の非常勤医師が、11月28日午後1時半ごろに錦糸町駅で乗り換えの際、JR総武線車内へノートパソコンを鞄ごとあみ棚に置き忘れ、紛失したもの。ノートパソコンにはMRI画像42人分や病状など記録した動画ファイル13人分など、55人分の情報が保存されていたという。また47人分については匿名化されておらず、個人情報が含まれる。

匿名化されていないMRI画像には氏名や住所、性別、患者番号が含まれており、動画ファイルには、氏名や住所、生年月日のほか、連絡先や本籍、担当医、病名などカルテの情報が記録されていた。

同センターでは、パソコンには起動パスワードが設定されている説明しており、関連した患者に対して事件の経緯を説明、謝罪するという。また同年1月17日に同様の事故が発生していることから、同センターでは職員に対して指導を再度徹底する。

(Security NEXT - 2007/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
子育て支援アプリを停止、「セキュリティ上の問題」 - 江崎グリコ
「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」、10月にオンライン開催
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ