約17万件の顧客情報含む本人確認書類を誤廃棄 - 鹿児島銀行
鹿児島銀行は、顧客の個人情報が記載されている本人確認書類を誤って廃棄したと発表した。外部へ流出する可能性はないという。
誤廃棄していたのは、1997年から2002年までの間、同行が顧客の本人確認時に作成していた「本人確認書」や、運転免許証など確認に利用した身分証明書のコピーで、16万9019件の顧客情報が含まれる。
2007年9月に一部店舗で書類が保存されていないことがわかり、全店を調べたところ142店において誤って廃棄していたことが判明。書類には、氏名、住所、生年月日、運転免許証番号などが記載されていた。
同行では、2003年に本人確認法が施行されたことを受け、本人確認書類の保存期間を従来の5年間から、期間経過後も当面保存することに変更したが、店舗に具体的な指示を出していなかったため、従来どおり5年経過後に廃棄処理が行われていたという。
今のところ誤廃棄による問題は発生しておらず、シュレッダーや溶解処理を実施しているため、流出による二次被害の可能性はないと同行では説明。また関連する利用者に対して事情を報告し、謝罪する書面を送付している。
(Security NEXT - 2007/11/29 )
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