ICカードによる印刷時の個人認証で情報漏洩を抑止 - リコー
リコーは、デジタル複合機やレーザープリンタの利用時にICカードによる個人認証を行うことで、印刷物からの情報漏洩を抑止する「リコー 個人認証システム AEシリーズ」を、11月14日より発売する。
同製品は、デジタル複合機やレーザープリンタの利用時に、ICカードで個人認証を行い、機器の利用制限やオンデマンド印刷を実現するもの。ICカードを持たない部外者は利用できず、またデータが外部の目に触れることなく印刷が行えるため、情報漏洩の抑止に利用できる。ICカードは、「FeliCa」「MIFARE」「eLWISE」に対応した。
また、ユーザーの環境やニーズに応じた柔軟なシステム構成が可能。デジタル複合機1台のみの場合にはサーバレスのシンプルな構成で、複数台を利用する環境には、オプションの「リコー 個人認証AE 管理ソフト V1」と組み合わせることで、ユーザーの一元管理が可能になる。
「imagio MP C4500/C3500」および「imagio MP C3000/C2500」に対応の「タイプAE1-MP01」は10万5000円。「IPSiO SP C811」に対応の「タイプAE1-SP01」は5万2500円となっている。
(Security NEXT - 2007/11/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
