Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

調査で退会者の情報漏洩が判明 - @SOLAショップ流出事件

丸紅インフォテックの運営するeコマースサイト「@SOLAショップ」から個人情報が流出した問題で、以前退会した会員の情報も流出していたことが判明した。

同社が、ウェブサイトの運営会社であるトランスコスモスより調査の経過報告を受けて明らかにしたもの。会員数に重複があったことから1万3670人を1万3554人と修正し、過去に退会したユーザー412人についても漏洩の可能性があることがあらたに判明した。

個人情報漏洩のおそれがある利用者は1万3966人。今回あらたに判明した412人のデータには、クレジットカード情報は含まれていなかった。同社では、関連する顧客へ連絡を行っている。

さらに同社では、今回の事故を受けて役員の処分を実施する。リスク管理体制の整備に問題があったとして、同社代表取締役社長である天野貞夫氏および取締役副社長の辻本和孝氏に対し、それぞれ10%、5%の減俸1カ月とした。

丸紅インフォテック
http://www.m-infotec.co.jp/

関連記事:「@SOLAショップ」のカード情報流出は1万3252人分と判明 - 丸紅インフォテック
http://www.security-next.com/006954.html

関連記事:「@SOLAショップ」で個人情報最大1万3670件が流出か - 不正アクセスに2年間気付かず
http://www.security-next.com/006945.html

(Security NEXT - 2007/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開