Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

暗号化と漏洩抑止機能を実現するスマートフォン向けソフト - 富士通BSC

富士通ビ ー・エス・シーは、暗号化機能と情報漏洩抑止機能を搭載したスマートフォン向けセキュリティソリューション「FENCE-Mobile」を、12月25日より発売する。

同製品は、Windows Mobile 6を搭載したスマートフォンに、暗号化やデバイス制御、アプリケーション起動制御など、情報漏洩対策に欠かせない機能を提供するセキュリティソリューション。パソコン向けに提供してきた「FENCE」シリーズの技術をスマートフォン向けに応用したもので、PC間とのデータ交換にも対応する。

内部メモリ内の個人情報やマイドキュメント、メールの添付ファイル、マルチメディアデータ、および外部メディアに記録されたすべてのファイルを自動で暗号化する。また、デバイスの利用やアプリケーションの起動を制御することで、データの持ち出しを抑止する。

管理者が作成したポリシーはインストールと同時に適用され、端末のユーザーによる変更はできない。価格は、1ライセンス1万500円となる見込み。

(Security NEXT - 2007/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開