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警察庁の情報セキュリティ対策会議 - 2007年度のテーマはWinnyによる著作権侵害など

警察庁は、2007年度の「総合セキュリティ対策会議」の概要についてまとめ、公表した。Winnyによる著作権侵害問題や、ネットにおける個人認証制度の実態などを検討課題として取り上げる。

同会議は、ネットワークの安全性確保に向けて、政府機関および警察と民間との連携のあり方を検討するため、2001年に設置された。2006年度には、同年6月から運用開始した「インターネット・ホットラインセンター」の運営のあり方を検討するとともに、インターネットカフェなどを利用した匿名性の高い犯罪への対策などを検討した。

2007年度には、「Winny等ファイル共有ソフトを利用した著作権侵害問題等について」および「インターネットにおける個人認証制度の実態等について」を検討課題として取り上げる。検討の成果は報告書としてとりまとめ啓発活動に活用するほか、同庁ホームページ上に掲載される。

(Security NEXT - 2007/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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