東京高裁、個人情報漏洩でTBCの賠償認める - 「エステ情報は秘匿すべき必要高い」
エステティックサロンを展開するTBCグループから個人情報が漏洩し、被害者14人が精神的苦痛を受けたとして損害賠償を求めた裁判で、東京高裁は1審を支持し、TBCに損害賠償の支払いを命じた。
同事件は、2002年に同社がウェブサーバの設定を誤り、サーバ上に保存されていた約5万人分のアンケートが流出したもの。住所や氏名、メールアドレスのほか、アンケートへの回答など身体的特徴といったセンシティブ情報が含まれていた。
2002年12月に原告10人がひとりあたり115万円の損害賠償を求めて提訴、さらに第二次、第三次提訴が行われ、原告14人が参加する集団訴訟へ発展した。
今年2月に1審の東京地裁は、原告団14人のうち13人に対し3万5000円、残りひとりに対して2万2000円の支払いを命じる判決を言い渡したが、TBCは判決を不服として控訴、原告も賠償額が少ないとして、賠償額を30万円へ縮小し、控訴していた。
東京高裁の稲田龍樹裁判長は、TBCにおける委託先の管理責任を認め、エステに関わる情報の流出について「秘匿すべき必要が高い」として1審の判決は妥当とし、TBC、原告いずれの控訴についても棄却した。
(Security NEXT - 2007/08/29 )
ツイート
PR
関連記事
システム管理用GitHubアカに不正アクセス、内部処理の痕跡も - CAMPFIRE
3月のDDoS攻撃、観測数がは前月比2.6倍に - IIJレポート
県立高で生徒の保健調査票が所在不明 - 新潟県
県立公園において複数回にわたりメール誤送信 - 群馬県
個人情報流出の可能性、生産や販売活動には影響なし - 村田製作所
2026年1Qのセキュリティ相談、「偽警告」相談が約1.5倍に
「Nessus」「Nessus Agent」に脆弱性 - 任意ファイル削除のおそれ
「Apache MINA」に深刻な脆弱性2件 - アップデートを
米当局、脆弱性6件を悪用カタログに追加
利用者ページにサイバー攻撃、詳細を調査 - 消費者金融事業者
