Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

委託先のメルマガ誤配信でアドレスが流出 - 佐賀県

佐賀県は、業務委託先である佐賀新聞において、メールマガジンを配信した際、誤って読者1名のアドレスをほかの全読者2666名へ流出したと発表した。

誤送信が発生したのは、子育て支援情報などを掲載したメールマガジン。8月17日に配信した際、1読者のメールアドレスが宛先に記載され、「BCC」欄で送信した読者2666人に流出した。

配信する際、配信プログラムの自動送信処理に問題が生じたため、配信プログラムの改良業務を再委託しているネットコムBBの担当者が、手動送信を実行したが、手順に問題があり誤配信が発生したという。

誤送信の判明後、メールアドレスが流出した読者に対し、委託業者および同県が謝罪した。メールマガジン配信プログラムの修正を実施するほか、配信前のテストを実施するなど再発防止を目指すという。

(Security NEXT - 2007/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
メアド記載のメールを複数団体に送信、メール再利用で - 佐賀県
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正