業務委託先から行政情報がWinny流出 - 国土交通省
国土交通省の行政情報が、ファイル交換ソフト「Winny」を通じてインターネット上へ流出したことがわかった。個人情報も含まれる。
同省中部地方整備局名古屋国道事務所が業務を委託していた中部建設協会から行政情報が流出したもの。同協会の元従業員が作業のために自宅へデータを持ち帰り保存、消去していなかったため、ウイルス感染により「Winny」を通じてデータが外部へ流出した。
流出したデータは、同事務所が扱った道路占有許可に関する申請書類などで、個人情報が6件含まれる。同省では業務データの持ち出しを禁止し、ファイル交換ソフトについても情報漏洩の危険性など呼びかけていたが守られていなかった。
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/
(Security NEXT - 2007/08/22 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - セーフブラウジング関連の脆弱性を解消
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
ランサム被害でアスクル3サイトが出荷停止 - 既存注文はキャンセル対応
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
先週注目された記事(2025年10月12日〜2025年10月18日)
小学校で教員募集メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
端末管理システムで誤設定、従業員情報が閲覧可能に - マイナビ
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
DV被害者情報を保育施設で加害者に誤提供 - 奈良市