Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

はしか集団発生の注意喚起で患者情報を流出 - 大阪府

大阪府は、大阪狭山市内の学校で発生したはしかの集団感染の注意喚起を市町村へ行った際、誤って感染した生徒の個人情報を市町村保健担当課へ送信したと公表した。

5月11日に注意喚起のメールで氏名や年齢、症状など30名分の個人情報を誤送信したもの。受信した市町村から指摘を受けて判明し、同府では削除を依頼した。同府では、関係する学校を訪問し、謝罪と経過説明を行っている。

注意喚起の文書を作成する際、誤って患者情報を取り込んだのが原因で、送付時に上司の確認なども行われていなかったという。メールは府と市町村の担当者が連絡を取るために利用しているもので、各市町村の職員以外は見られないとしている。

(Security NEXT - 2007/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NEC製「Atermシリーズ」に複数の脆弱性 - アップデートを
道の駅がサポート詐欺被害 - 異変気づき電源切るも遠隔操作の痕跡
運動機能測定結果と血液検査結果をメール誤送信 - 太子町
上海のグループ会社にサイバー攻撃、影響など調査 - ユアサ商事
海外グループ会社にサイバー攻撃、詳細は調査中 - ユアサ商事
患者情報含む書類を紛失、誤廃棄の可能性 - 日大付属板橋病院
DDoS攻撃に注意喚起、発生を前提に対策を - 政府
ふるさと納税特設サイトにSQLi脆弱性、寄付者情報が流出 - 玄海町
悪質ECサイトの通報、前年から約3割減 - JC3まとめ
「SECCON 13 電脳会議」が3月に開催 - 参加登録を受付開始